歌詞

真新しいビールの泡と

シャワールームの水音が

混ざりあいながら

洗い流すものは何？

消えかけの細い月を

かざした手を透かしてみる

指先の傷は今つけたものかい？

会いにおいで

ただひとりで

湯上がりの君を待つリビング

いい匂いで

夜を抱いて

そのまま土曜日の朝に溶けよう

雨上がりのこの部屋は

嘘のように新しい

付け焼き刃の清冽さの中で

「片腕を一晩

お貸ししてもいいわ」なんて

指先を咥えた僕の幻か

会いにおいで

ただひとりで

湯上がりの君を待つリビング

いい匂いで

夜を抱いて

そのまま土曜日の朝に溶けよう

そのまま土曜日の朝に溶けよう