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歌詞

春と陽炎

Penguin Lab

青い夜が明けたら

冷たい光と

寝ぼけ眼の街に

消える街路灯

鞄に入らないものを

無理に詰め込んで

はみ出したもの隠すように

君は笑ってる

春の陽炎が

君の目の底にいて

僕の知らない

この街が滲んでゆく

足を止めないで

君のそのつま先で

柔らかい風を

絡ませて駆けてゆくのさ

濡れた硝子の縁を

指でなぞってる

君はゆらぎながら

ゆっくり離れてく

ギターの音が聞こえても

振り向かないでね

枯れたひまわり畑には

誰もいないから

春の陽炎が

君の目の底にいて

君の知らない

その街が滲んでゆく

夕映えに凪いで

息を飲んだその街も

やがて始まる

白い朝を待っているのさ

春の陽炎が

君の目の底にいて

僕の知らない

この街が滲んでゆく

足を止めないで

君もそのつま先で

柔らかい風を

絡ませて駆けてゆけよ

僕も君もまた

この場所に帰るなら

今日までみたいに

声を枯らして歌ってあげるよ

  • 作詞

    Penguin Lab

  • 作曲

    Penguin Lab

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