歌詞

会えない日の寂しさを

既読の速さで量ってた

追いかけられたいだけの

幼い恋は　もう終わりにしたい

君の笑顔の裏に

隠した痛みを知らなくて

近すぎるほどに

見えなくなることがあるんだね

奪うことで

確かめようとしてた愛は

君の心に

傷を残していただけだった

好きなら摘み取って

自分のものにすればよかった

でも君を愛した瞬間に

“枯らさない”って誓ったんだ

呼びかけるその名前が

揺れそうな心を戻してく

守りたいのは形じゃなく

君という　ひとつの“花の名前”

忙しさを理由にして

君の声に気づかない日もあった

「大丈夫」って言葉ほど

嘘くさいものはないと知った

君が俯くたび

僕の世界は色を失って

やっと気づいたよ

“いなくなるかもしれない”って不安に

逃げることで

守ってるつもりだった心は

君の温度に

触れて初めて歩き出した

好きなら摘み取って

飾るだけで終わっていたけど

愛してるなら季節ごと

新しい光を注ぎたい

迷いだらけの20代でも

君を想う強さだけは

誰にも負けないから

その名前が咲く場所になりたい

傷つけたくなくて

でも傷つけてしまう僕で

“君を幸せにできるのか”

何度も問い続けた

呼んだ名前の響きが

未来を結ぶ糸になるなら

君が選ぶ明日まで

一緒に歩いていたいんだ

好きより深い

愛より強い

言葉じゃ届かない想いでも

雨に打たれ

風に揺れても

そばで水を運び続けたい

今日の涙も

昨日の不安も

全部抱きしめて咲かせたい

世界でただ一つ

“君という花の名前”を守るよ