Lyric

むせ返るアスファルト

この街では大人も歌うたいも

目先の誰かの関心を拾っては

宇田川の暗渠に溶ける

意地と理想の処理費用見積もり

明治通りの側溝に詰まる

映画みたいな生活が大抵絡まってる

歌よ花よこの道の

舗装さえもぶち抜いてくれ

いつぞやの夢と願望

散る空へと手を伸ばそう

風にさらされた心との邂逅

きれいな真っ赤っかじゃなくても

淡々と咲き誇って

淀みきっていた世界を照らして

計算で咲いてない　企んでない

汚い紅になりたくないぜ

だが誰か製の「ありのままで」の

企みに影響されていた

街頭LEDライト　すべてのLieへ

白日の下に晒し合い

闇も　影も　在れないくらい

何もかもがむき出しになる

いつぞやの夢と願望

散る空へと手を伸ばそう

風にさらされた心との邂逅

きれいな真っ赤っかじゃなくても

淡々と咲き誇って

淀みきっていた世界を照らして

心冷め切ってしまう気がして

計算を嫌っていたけど

大人も子供も変わんない

それが遊具だって

摩天楼の中だってやることは同じ

空を飛ぶために電線や

ビルの避け方を考える

それは決して興ざめじゃない

誰より本気で飛びたいから

いつぞやの夢と願望

散る空へと手を伸ばそう

風にさらされた心との邂逅

きれいな真っ赤っかじゃなくても

淡々と咲き誇って

淀みきっていた世界を照らして