"SEEK LIFE"のジャケット写真

歌詞

わかりあう (feat. fu-chan)

名不synchroniz

(名不)

理解に苦しむということは

未来を慈しむということだ

その気概は美しく

君の「嫌い」をつまはじく

好きで好きで仕方ないその光景が

いつもふとした気付きを与えてくれる

喜びかた

怒りかた

哀しみかた

楽しみかた

話し方ひとつで1人の人たらしめる

強さも弱さも汗のように滲む

怠惰を抱いた夜に咲いた快感が

採算が取れない不甲斐なさに変わる頃

愉快なふりをしてひとまずをしのぐ

無知で蒙昧な振舞いだと知りつつも

欺瞞が目の前の進むべき道に積もる

穴があったら入りたい恥ずかしさも

穴がなかったから逆にさらけ出した

人生の小さな落とし穴には数え切れないほど落ちてきた

その全てが笑い話に出来る悲劇的な喜劇だ

痛々しいのにどこかこそばゆくて懐かしい

誰もが知ってる感覚のはずだから

誰もが背中の痒いところに手が届かない

その心をもっともどかしく描きたい

理解に苦しむ夜から

未来を慈しむ朝になれば

苦しみの中でも戸惑いの中でも

傷みを伴いながら解り会う

存分に本音にまみれて語り合う

理解やなんかの枠をこえて

嫌いだった嫌いにさよならが言えるように

大好きなことに大好きだと伝えるように

時計の針がちくたくちくたく

模型の闇を噛み砕く朝を迎える

(Fu-chan)

分かり合えない 分かり合いたい

君の呼吸と鼓動を

感じられたら um…

全てを知る必要はないんだ

分かり合うという事は

笑い ぶつかり 泣き 語り合い

(名不)

おどおどしてこの期に及んで

この道の険しさに呆れ驚いて

及び腰で頼りない勇者だけど

成長過程の話さ長い目で見てくれよ

誰もが最初は泣きじゃくる赤ん坊さ

訳もわからずに叫ぶ命の尊さが

波瀾万丈な人生を選ぶのさ

出合うべくして出合う君のためとか

いい加減な言い訳でも言い張ればいいだけ

それが自分に誇れるものならばいいだけ

言いかけたありがとうも自信持って言いきれ

つまったままのごめんなさいもいつか吐きだせる

話せば解るなんてのはでたらめだ

何回も話せば少しわかってもらえるってのが

ほとんどで

ほころびて使い古された言葉こそ

人を導いてくれる

不思議なちからこの血から一から

百まで全部が解り合うための材料だ

裁量や最良なんてあるようでない幻

たいそうな仕掛けなんてないありのままの問い

真剣に志し眼差す先に重なるのは夢じゃない

現実にまみれた解り愛

語り合い叩き合い足していく理解

繰り返しの向こう側に光る真の笑顔で

(Fu-chan)

分かり合えない 分かり合いたい

君の呼吸と鼓動を

感じられたら um…

君の言葉を呑み込み

私の心を吐き出して

分かり合い 分かり合えたら

分かり合いたい

(名不)

馬鹿になり語り合い朝に涙交わり

形ない絡み合いが始まりわかりあい

素晴らしき日々に熱量は響き

生まれた意味が切望した導き

(名不&fu-chan)

混ざりあう気持ち

わかりあう命

  • 作詞

    名不synchroniz

  • 作曲

    MOOD-IR

"SEEK LIFE"のジャケット写真

名不synchroniz の“わかりあう (feat. fu-chan)”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • 1

    イントロダクション (feat. 空廻)

    名不synchroniz

  • 2

    夢の途中 (feat. 甘葉)

    名不synchroniz

  • 3

    訓辞daフリークス (feat. 脱兎)

    名不synchroniz

  • 4

    TURNING POINT (feat. YOSHI (餓鬼レンジャー)) [Scratch. ZALAR]

    名不synchroniz

  • ⚫︎

    わかりあう (feat. fu-chan)

    名不synchroniz

  • 6

    ロードムービ→

    名不synchroniz

2020年の配信2ndアルバム「21グラム」リリースから1年3ヵ月ぶりとなるEP。
全てのトラックを担当するのは福島を拠点とするトラックメイカー、MOOD-IR。
エモーショナルでノスタルジック、繊細で優しさに溢れるトラック達に乗る名不synchronizの詩的世界観溢れるリリックと、一方では妖艶で奇抜、エスニックかつシックなビート達と舞うラップのライムとフローが絶大な相乗効果を生み出す。
客演に日本語ラップシーンのレジェンド、YOSHI .from餓鬼レンジャー。
埼玉のラッパー兼詩人という顔を併せ持つ若き才能、空廻。
親交深い岡山の盟友、甘葉 from.サイコ口。
同じくレペゼン岡山、若きリリシスト、脱兎。
ギター弾き語りをメインに活動する鹿児島の新進気鋭の女性シンガーソングライターfu-chan。
と、豪華でカラフル、個性的なfeaturing陣を迎え、唯一無二の存在感を光らせる全6曲。
今まで敢えてしてこなかった試みの裏には、名不synchronizが兼ねてから描き憧れていた夢と野望が今ここに顕現する孤高の作品。
名不synchroniz本来の個性が様々な角度で躍動する。
言葉の可能性、言葉の力、音楽の真髄を求め続け、40歳を過ぎて今も尚躍進を続ける夢の途中、生涯現役を掲げる名不synchroniz渾身のEP!

アーティスト情報

  • 名不synchroniz

    【Activity&Discography】 "名不synchroniz"(なふしんくろないず) 京都生まれ京都育ちのラッパー、ポエトリーリーダー。 1981年3月8日生まれ 1997年から音楽活動を開始、様々なユニットやクルーで活動し 2004年頃から地元京都だけではなく全国各地で精力的にライブ活動を続け 2007年頃からソロマイカー "名不synchroniz" として本格的に始動。 2009年1月 1st.アルバム「ヒビノネイロ」 全13曲収録 を6J1M RECORDSから公式にCDをリリース、全国流通。 この作品が全くの無名アーティストの1st.アルバムでありながらも渋谷タワーレコード他、全国各地のタワーレコードやHMVなどのショップでレコメンド、展開される。 2011年~ 約8年間の間、ライブ活動を休止。(発表はされていないが制作は続けていた) そして1stアルバム発売から10年 2019年1月 後のGADORO「ハジマリ」等、数々の有名アーティストのトラックを提供している Ikipedia との ユニット"MUSA(ムーサ)"として 1st.シングル「古今等在」 を配信リリースし、 続けざまに古くからの友人でもある 東京を拠点に様々なシーンで活躍している福島の盟友、 狐火 を客演に迎えた楽曲を収録した5曲入りの 1st.EP「KAKERA」 を配信リリース。 2020年11月 音楽プロデューサー、トラックメイカー、エンジニアとして多才な才能で多くの有名アーティストから支持を得ている PIANO FLAVA プロデュースで 名不synchronizとしては約12年ぶりとなる 2nd.アルバム「21グラム」 を配信リリース。 このアルバムには地元京都の後輩でもありマイメンでもある、全国で活躍している YAMAO THE 12 や、浅からぬ縁で繋がっている岡山の同志 サイコ口(甘葉&ZALAR) を客演に迎えた楽曲等を収録した全15曲。 2022年3月 自身の誕生日に 客演楽曲をメインとした6曲収録の 2nd.EP「SEEK LIFE」 を配信リリース。 これには自身がラッパーを志したきっかけと言ってもいい憧れのラッパーの1人でもある、 YOSHI(餓鬼レンジャー) を始め、埼玉の詩人兼ラッパーという顔を持つ天才 空廻 、岡山の若手ラッパーの中でも一際光る才能を放つ 脱兎 、公私ともに交遊深いサイコ口からマイメン 甘葉 (ZALARは他曲でスクラッチで参加) 、鹿児島を拠点にギターの弾き語りで活動している女性シンガーソングライター fu-chan 等、豪華かつカラフルな客演陣を迎えた作品。 サブミットなしでiTunes Storeの日本語ラップアルバム部門25位(TOP50)にチャートインを果たす。 2023年4月 いつ頃からかは定かではないが、 369beats(ミロクビーツ) というトラックメイカーとSNSで運命的な出会いを果たし、ライブでも共演し、 これまでに数曲を不定期に制作していたが、 その作り出されるトラックの世界観に陶酔し、また彼も名不synchronizというアーティストの紡ぐ詩的世界観と同調し、生まれたコンセプトの元に公式にアルバムを制作、 発表するに至る。 全8曲 3rd アルバム "Regnbogi(レグンボギ)" 2023年4月30日配信リリース。 現在も全国各地でのゲストライブをこなし、制作にも力を入れている、 そのリリックは長年のキャリアに裏打ちされた唯一無二の詩的世界観を備え、他を圧倒するボキャブラリーで中毒性の高い音楽を生み出す孤高のリリシスト。

    アーティストページへ

  • fu-chan

MUSA Records

"