Lyric

幼い頃から　家事を支え

夕暮れ時に　一人で買いもの

友達の笑い声が遠くで響く

振り向くこともなく家路を急ぐ

病の親を助けるために

選んできた事だけど

心のどこかで叫んでた

「僕はどこへ向かうの？」

幸せになりたい　ただそれだけなのに

涙を堪えて　今日も前だけを見る

風に吹かれても　傷ついたとしても

この手で掴みたい　僕の未来を

偶然の出会いから好きな人を見つけた

誘いたいのに休みは　いつも

両親の病院付き添いばかりで

恋愛なんて　夢のまた夢なのか

誰かのために生きること

それは誇れることだけど

「僕は僕を生きてるの？」

胸の奥で問いかける

幸せになりたい　ただそれだけなのに

夜空に願っても　届かなくて

風に吹かれても　傷ついたとしても

この手で掴みたい僕の未来を

涙の数だけ強くなれるなら

もうとっくに羽ばたけてるのに

それでも僕は信じていたい

いつか報われる日が来ることを

幸せになりたい　ただそれだけなのに

涙をこらえて　今日も走り抜ける

風に吹かれても　傷ついたとしても

この手で掴みたい　僕の未来を

だから今日も生きていく

幸せを信じて歩いていく