輪廻命魂死生観

人は生まれそしていつしか死を迎えます。
私たちが認識できる範囲では”生”は始まり”死”は終わりで、生は喜ぶべきことであり、死は悲しむべき事だとほとんどの人が思っているでしょう。

でも実はそうではありません。この世界に昼と夜があるように、この時空にも二分された領域があるのです。
私たちはその二つの時空を巡るように循環しています。命とは一人一人が持つ使命を全うするための一本の道標であり、生と死はその入口と出口にすぎません。

さらにこの曲の歌詞は、全体が7音+5音のリズム構造で紡がれています。
特に 4段+2段を1組とした詩ブロックが9組重なり、その中央（第5組）だけが 7音→8音へとわずかに膨らむ特異点構造となっています。
それはまるで、魂が次元をまたぐ瞬間の“膨らみ＝揺らぎ”のようです。

この曲にゆったりと心を委ねて聴いてみてください。
きっとその世界の片鱗に触れることができるでしょう。