歌詞

神さまの数式の中で生かされている

完璧な世界 完璧な世界

今にも吸い込まれそうな澄み渡る空と

意味の境目で溢れかえる漆黒の街

人間性や思想を蔑ろにして

遺伝子に刻まれたものは何処へ行く

知識の固定化、知能の優劣、智慧の骸、

螺旋状に広がっていく

生まれ落ちた世界はとても眩しくて

邪な思考にふとヒヤリとして

僕は消えたくなる

不甲斐なさを全て運命のせいにして

与えられた秩序はとても心地よくて

どうにかなってしまいそう

神さまの数式の中で生かされている

完璧な世界 完璧な世界

何者かに理を打ち付けられているようで

この惑星も僕らも青いんだ

掴みかけた自分がまた消え失せて

論理と公理だけが正しいのならば

人など捨ててしまえ！

信じていたいものが吸い取られていく

与えられた絶対自由に守られて

もう壊れてしまいそう

あなたにわかるのかい？

穢れなき瞳で夜を照らす子どもたち

笑っていた 無邪気に笑っていた

思い出の終わりに風邪をひく

太陽はいつもの僕を見ている

神さまの数式の中で生かされている

僕の心に数式は存在するか？

誰かを恋い想いやる情緒はどこにある？

いつか見た夕焼けがあまりにも綺麗で

僕は消えたくなる

神さまの数式の中で生かされている

完璧な世界 完璧な世界

あなたは優しく僕を救ってくれた

俺には何もない

生きている

神さまの数式の中で生かされている

僕の心に数式は存在するか？