幸せに、なれますようにのジャケット写真

歌詞

ひばりの空

Churchill

言葉も灯りも届かぬ場所まで 落ちていた屍でも

何かが変わると思えたその日は 何を求めてみたんだろう

ひばりのように風を纏って 雲に向かって羽ばたけたなら

ひとりじゃちょっと登れなくって 悲しそうにしていた

寂れた心が溢した願いも 遥か今は届かない

僕らはいつしか心の隙間を なおざりに生きていた

いまさらちょっと淋しくなって それをそうっと辿ってみたら

見つけた僕はひとりでずっと 苦しそうにしていた

ここで見たあなたの影が ここで今あの空へと昇ってゆくひばりのように

空を見て腕を伸ばして どこまでもまだ行けるはずだからと囀っていた

どんな顔で思いでその手を差し出すの

煩わしさも優しさも愛しさも

どれもまるで僕の胸を貫くかのように意思には棘がある

どれほど目を凝らしていたって見えない距離が僕を悩ませた

ひとりじゃきっとつまらなくって 動けなくってすごく怖いから

誰もがずっと手を取り合って 遥か雲を目指した

ひばりのように日和を待って 誰よりずっと遅れを取っても

頬を伝った悲しみだって 心の糧となる

あの日見たあなたの影が ここに来てまだ光も影さえも孕んでいたって

疑って腕を伸ばして どこまでもまだ飛べるはずだからと掴んでみた

  • 作詞者

    井上 湧

  • 作曲者

    井上 湧

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アーティスト情報

  • Churchill

    井上 湧によるソロユニット。 時代を牽引する技術を咀嚼し、誰しもが聴ける楽曲に落とし込みながら、絵画経験に根ざした鮮彩さで独自の彩色を施す。 2016年6月、映画館テアトル新宿にバンドセットまるごと持ち込む形で初のライブを敢行し、同時に1stフルアルバム「幸せに、なれますように」を発表。 なぜか活動2日で発掘され、翌年「Killer-Tune/モラトリアム・カットアップ」をVAPより全国リリース。 2023年にリマスター版「幸せに、なれますように」、2024年に2ndフルアルバム「サーカディアン・ブルー」を配信リリース。

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