Shiawaseni, naremasuyoni Front Cover

Lyric

Inuwahoeru

Churchill

たった一つの枷に繋がれて犬は何を吠えるだろう

たった一つの牙を剥き出して犬は何を吠えるだろう

この耳を塞ぐことなどなしに

初めから在りもしないかのように

貶めたやり方ではあるが

見向きもせずに行くべきだろうか

忘れられてしまう存在だったって 妨げる障害だったって

日を生き 傷みを知ってきたようだった

知れた言い訳が並んで 間抜けな吠え面をかまして

それでも犬はずっと喚き散らした

たった一つの枷に絆されて犬は何を思うだろう

たった一つの牙を剥き出して犬に何ができるだろう

たった一つの傷を舐めながら犬は何を吠えるだろう

たった一つの牙を剥き出して犬は何を吠えるだろう

なあ 犬か人か それはどんな風に役割られてみても

決して互いを忌まないでなんていられはしない

凍てる地に散って冷めた心を掻き集めながら

無に帰す努力を見てどんな風に思うのだろう

差し伸べる手は嫌みに変わる

進む脚に迷いなど要らない

ただ信じる道を行くだけで

何故こんなにも傷むのだろうか

忘れられてしまう存在だったって 妨げる生涯だったって

光を浴びる日をずっと待っていた

負け犬の遠吠えだったって 犬死にの運命だったって

楽しみに明日をまた待てるように

微かにも見えないような光だって 決して取れはしない枷だって

目を凝らし身をずっと捩って哭いている

憐れみがもし勝ったって 売り捨てるような糧だって

金なくばやらぬが情けなんだと

せめて餌もやらず宿灯りを目指して行く

目もやらず先を見つめ去ってゆくんだ

  • Lyricist

    Waku Inoue

  • Composer

    Waku Inoue

Shiawaseni, naremasuyoni Front Cover

Listen to Inuwahoeru by Churchill

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    Churchill

Artist Profile

  • Churchill

    Solo unit by Waku Inoue. In June 2016, he performed live at Theatre Shinjuku movie theater and released the 1st album. The following year, "Killer-Tune/Moratorium Cut Up" was released nationwide on VAP. After that, he completed his 2nd and 3rd albums, but before he realized it, six years had passed.

    Artist page


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