幸せに、なれますようにのジャケット写真

歌詞

火の海

Churchill

暗い暗い道筋を 朝未き海を照らした

淡く光る誉れも 次第に傾き始めた

ひどく高い所で また一つ踏み違えたらしい

長い長い凪はしけ 景色は赫い赫い海へ

薄れた息で意識を繋ぎ

淀む海に目を凝らす

ただ彷徨の日を行く

火の海が咲いている ちぎれちぎれ厳かに

あの崖にもしも届いたなら 滾る火をも撒けるのだろう

あの丘にもしも登れたなら 背に茜が広がるだろう

絶え絶えの息で理想と題し描いた夕景

ひらひら身を焼く火の花が舞い落ちれど

まだ溺れているべきだと

どの頭が弾き出した

ただ邁進してゆけ さあ

ゆらりるら揺らぐ火の中

今にまた涼しくなると

見据えぬ希望を掲げるな

右も左も後も先も

今しばらく焼けゆくだけ

ただ邁進してゆけ さあ

あの丘にいつか登れた時 滾る火をも撒けるのだろう

その先がたとえ暗がりでも

背の茜は 誇り高く 赫く赫く 燃え盛る

咲き誇る

  • 作詞

    井上 湧

  • 作曲

    井上 湧

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アーティスト情報

  • Churchill

    井上 湧によるソロユニット。2016年6月、映画館テアトル新宿にバンドセットまるごと持ち込む形で初のライブを敢行し、同時にフルアルバム「幸せに、なれますように」を発表。 なぜか活動2日で発掘され、翌年「Killer-Tune/モラトリアム・カットアップ」をVAPより全国リリース。 その後やっとの思いで2枚目と3枚目のアルバムを完成させたが、気が付くと6年の歳月が経っていたという。

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