

洗い流した青天を仰ぐ
梅雨明け、命が叫び出す
プールサイドを濡らした足跡
私の軌跡が消える
蹴躓く つんのめる
血が滲む 汗をかく
騒々しい夏を踊り狂うようにして
私を誰かに刻みたい
刻みたい 刻みたいのだ
爆ぜるように泣いて
ただ存在証明をしている
どれを取ってもやり切れない
追い縋るように君を待つ
いてもいなくても変わらない
変わらないじゃ終われないから
生き急げ私、夏を泣け
全てに意味があったとそう思いたいのだ
思いたいのだ
笑い飛ばして深層を隠す
私の痛みは私で留めたいのだ
君がこの先思い出す私が
笑顔でいれるように
蹴躓く つんのめる
血が滲む 汗をかく
起き上がれないことに気づく
明日を祈って目を瞑る
どうせ君も忘れちゃう
忘れちゃう 忘れちゃうような
背負う必要もない愁傷なんだ、ごめんね
えも言えずに行き場もない
気持ちだけが騒ぎだして
私を誰かに刻みたい
刻みたい 刻みたいけど
たおやかに咲いて
澄んだ人生なんて生き足りない
ただ一つの曇りもない
空の青さがただ憎い
無様でいいから足掻きたい
暴れたい叫びたいのだ
生き急げ私、夏を泣け
全てに意味があったとそう思いたいのだ
思いたいのだ
- Lyricist
ZEPONICA
- Composer
ZEPONICA
- Producer
ZEPONICA
- Vocals
ZEPONICA

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Cicada scream
ZEPONICA
Artist Profile
ZEPONICA
作詞・作曲・編曲、時に自身でMVを手がけるなどし、独自の世界観を構築するクリエイター、ゼポナイカ。 疾走感のある、バンドテイストの爽やかな「きらめき」「かける言葉が見つからないのだよ」などの曲の数々は時に青春に寄り添い、時に青春を思い起こさせる。 一転、「百と九十九」「負傷兵」では生きる上での寂しさを浮き彫りにする。 様々な一面を見せてくれるアーティストであるが、どんな曲であろうとも、彼の作品にはポップの精神が根底に宿っている。
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