Lyric

卵から卵白だけが

ずり落ちる速度で

僕たちが剥がされたまま

腐卵するその前に

踊っていかないか

心にはないことは

どうやらさ 言えない質で

それなりの事柄を

着膨れず

予祝するには

今しかないよな

無味乾燥で透明な お別れが足早に

ひとつふたつ音を立て 渡り鳥は春へ向かう

折り目正しく変われる 保証もない僕たちに

あらましも告げもせず 懐かしい未来が待つ

甘いのも辛いのも

どこか少し慣れてきた頃に

なぜかちょっと 紛らわしていて

らしくいて

美化したくないよな

心にはないことは

どうやらさ 言えない質で

それなりの事柄を

着膨れず

予祝するには

今しかないよな