Lyric

テールランプの行列を追走して

月火水木金土

何事もなく過ごせた日曜の

太陽ほど早く沈む

大事なものは

片手で収まる

くらいで良い

どこへも行けない僕らは

同じような景色を

分け合っていくんだろう

左と右の

片方ずつで

手を繋ごう

弱音を吸って

強がり吐いて

それだって同じなんだろう

『地球の裏まで連れて行く』と

いつか告げてみたい

蛇の道を蛙が進むような

月火水木金土

祈るより寝ていたい日曜も

書いては消して書いて

赤いランプが一つ

また一つ角を曲がる

上手く言えないんだけど

いつもありがとう

どこへも行けない僕らは

同じような景色を

分け合っていくんだろう

日常とは楔

片方ずつで

手を繋ごう

言葉は質量を伴って

一、ニの三で

詩になあれ

『地球の裏まで連れて行く』と

いつか告げてみたい

君に告げてみたい