Lyric

言葉になり得ず閊えた喉に

時間だけを見てた

このまま　終わらせないでよ

隠し続けた差異を

鳴り響く警報

掻き消した回路を

夜に並べずに

囲われた現状

乱れたら最後

その場に焼き付けて

偽りの安堵

見せかけの内蔵

失くしたものばかり炙っては

色褪せないかな

振り返らずにいてよ

交わして　凝らして　結んで去って

息をして　切らして

健やかな意図を

反した手のひらを見て

備えた感情は

安易で

想念に慎重に宛てがわれた

ひとつの笑み　可能なら

転んだ後の始末くらい暖かく居させて

どうせ

総勢に当然に腫れ物を疑うのなら

破壊から生まれた改な美に

気づける僕で在りたいから

採れたての愛度

見せつけの勝訴

途絶えた明るみ

引き止められず

色のない現像

打ち明けられずに

笑っていた

その場しのぎの

見え透いた嘘

本当はわかってたんだ

それなのに

目を逸らしてるのは

諦めきれてないから？

躱して　殺して　無垢をなぞって

一致をして　通らして

飲み干した嘘を

冷たくて構わないから

せめて祈らせて

道理で

両生に統制に定められた秘匿の笑み

歪んだら

咎めるくらいの目　隠さずに持っていさせて

どうせ

騒然に公然に過ちと見なすのなら

孤独から綻ぶ無邪気な芽を

見過ごす訳にはいかないから

気取ってないで言って

どんなに綺麗だったグラスだって

一度割れたら

牙を剥く姿を見て

君は泣いていた

どうして？

想念に慎重に宛てがわれた

ひとつの笑み　可能なら

転んだ後の始末くらい暖かく居させて

どうせ

総勢に当然に腫れ物を疑うのなら

破壊から生まれた改な美に

築ける僕で在りたいから