Lyric

うすい　みずいろの　レインコートに

みを　つつんだ　みしらぬ　ひと

とおりすがりに　のぞいた　かおは

にても　につかない　けれど

とおくへ　さった　あなたの　すがた

おもいだすには　じゅうぶんすぎる　ほどの

あまおとと　その　みずいろの　せなか

アルバム　ひらけば　もう

なみだの　よるは　はるか　かなた

しあわせに　うもれて　きえたのに

あなたの　はへんは　まだ

まちじゅうに　ころがってる　みたい

ほら　こんなに　ちかくに

ちいさな　おもいで　てに　とった　よるは

また　ねむれなく　なるの

はやく　わすれさせてよ

はじめて　いった　びよういんの

まどろみの　なかで　きこえた　おと

いっせだい　むかしの　こだわりの　きょくは

あなたの　だいすきだった　うた

いつまでも　かこの　きおくに

しがみついてるのは　じぶんだけと

とっくに　きづいては　いるけれど

あまつぶ　かんじて　また

あのときの　ことばが　よみがえる

しあわせに　うもれかけてた　ことば

あなたの　せりふは　まだ

わたしを　きずつけるには　じゅうぶんに

ほら　とぎすまされてる

ちいさな　ほころび　おもいだした　よるは

こうかいが　とまらないの

はやく　わすれさせてよ

アルバム　ひらけば　もう

しあわせの　しゃしんが　ふえる　ばかり

こいした　ことで　つよく　なれたのに

あなたの　はへんは　まだ

まちじゅうに　ちらばってる　みたい

ほら　あんな　とおくに

やっぱり　いまでも　あいしてると

きづけば　また　ねむれないの

はやく　わすれさせてよ