Lyric

刹那的なきおく ただ切なく

欠落したこころ いつもつらく

山積みの verse 未だ手付かず

悲しみの数 歌詞は書けるはず

季節外れに 土砂降りの雨

光があるから 映し出す影

満たされたのに歌うのは何故

遠くの君が言う、今幸せ？

止まったままのあの頃の夏

悲しみだけじゃ埋まらない余白

辛い状況には一文字足す

冷めた感情に火を灯し出す

過去を晒してまた尚歌う

その横顔に何かが伝う

目の前の君も同じはず

だから今日も、"歌詞を書く"

ただ ただ おはよう目覚めは

眩しくて悲しいけど

ありがとう最後まで笑ってる強さを知った

駅前のベンチ ものみの丘

もし奇跡を起こせたら

あなたは何をお願いしますか？

振り切った影、狐火いずれにせよ

へんてこな哲学忘れ二人手繋ぐ

お別れってどうして悲しいんだろうね

きっと当たり前の事が

当たり前ではなくなるからだよ

何も特別じゃない他愛ない幸せ

まぶたの裏に溜めた思い出を光らせ

今だけという嫌がらせのバットエンド

奇跡って起きないから奇跡って言うんですよ

喉に押し込めば正しくもなる

それじゃダメでただ美しくもがく

探し物という私ごとずっと

笑っていることができましたか？

ノンフィクションまじりの同じ帰り道の会話

今日も疲れたね元気よくただいま

ただ ただ おはよう目覚めは

眩しくて悲しいけど

ありがとう最後まで笑ってる強さを知った

返事はないのに 耳を澄ませる

ねてもさめても またここにいる

綺麗なものすら いつか忘れる

埋まったままの タイムカプセル

増えた思い出 出会いと別れ

変わらないものに変わった眺め

いないはずなのに探す面影

約束の場所 そこで待ち合わせ

鉢合わせでもしたいと期待してる

誰かの夢の中で溺れて消えてく

今春が来て、ずっと春だったら良いのにって

幻想より現実草原に掛けてく

起こる可能性があるから奇跡という

大丈夫今ならちゃんと前を向ける

時間が解決する前に時をかける

約束は本人しか果たせない約束

ただ ただ おはよう目覚めは

眩しくて悲しいけど

ありがとう最後まで笑ってる強さを知った