歌詞

無くしものが何だったのか思い出せない

満たされないことに満足し眠りを繰り返している

優しい暗闇が全てを包み込み心をあやしながら

身体を冷たくしていく　静かに少しずつ

嘘を積み重ねて作るろくでもない未来

時計の針は回り続ける

停滞する毎日に目を背け

明けない夜に身を溶かしていく

冷たい水を飲み干して心臓を起こす

伝えたい言葉が何だったかどうしても見つからない

優しい人の声も忘れて帰り道を探し続ける

胸に突き刺さった破片が深く刻まれてる

呪い積み重ねて作る価値のない未来

過去を変えることはできない

停滞する毎日に気づかぬように

音楽で耳を塞いでいる

あの日憧れ描いた夢も希望でさえも

雪の結晶のように静かに溶けてゆく

肺が痛むほどに冷える寒空の下

追憶が首を絞めつける

静寂の中一人　目を閉じて　滅び行く世界を見ている

嘘を積み重ねて作るろくでもない未来

時計の針は回り続ける

逃れられないこの現実にいつになったら向き合えるのだろう