田辺くんとこはるちゃんのジャケット写真

歌詞

編む

夕食ホット

私の言葉は分かりにくくて、

それでも気づいてよ

糸くずみたいに絡まった感情は、

風のない日に

編まれた鳥になって、どこか

誰かさんの地面に落ちてゆく

「要らない」が減る方、

落ちてゆく「寂しい」が減る方

ママが編んでくれた黒髪は、

はやくに忘れた

紙くずみたいに絡まった怒りも、

風のない日に

編まれた鳥になって、どこか

誰かさんの地面で濡れている

「知らない」が減る方、

濡れている「怖い」が減る方

誰かさんと誰かさんが諦めて

ママがずっと探してたピアスを捨てたの

あなたさんとあなたさんとあなたさんが諦めた

地面が地面が乾くのを待っている

(弱いが減る方)

(怖いが減る方)

(寂しいが減る方)

パンくずみたいに

足跡を残して、その日を待っている

編まれた鳥になって、どこか

誰かさんの地面に落ちてゆく

「要らない」が減る方、

落ちてゆく「寂しい」が減る方

誰かさんと誰かさんが諦めて

あなたさんとあなたさんが私を見てたの

誰かさんと誰かさんと誰かさんと誰かさんが

誰かさんと誰かさんと誰かさんと誰かさんが

  • 作詞

    菊地 裕

  • 作曲

    菊地 裕

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“歌とピアノの覚悟をアルバムに”

巡り巡って、歌とピアノ(と最小限のリズム)だけでライブをするようになってきた。
だったらそういうアルバムを出そうよ、とボーカルしょったんが言ったので、このアルバムはそんな、“最近ライブでやっている感じの音”でできている。

風景が見えてそれを言葉にして、ピアノで曲を作っているのでまずはピアノを弾きながらメロディにして、もともとエレクトロニカとかヒップホップ(のトラック)が好きなので、いろんなリズムをぶちぶち切り貼りしながらリズムトラックを作って、さいごに「ちゃんと」歌を歌い直す。なるべく最初に見えた風景をそのままどうにか。
そんな歌とピアノの覚悟が、絡まってほぐれずに編まれて13の曲になった。

アーティスト情報

ホットプレート

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