

「いつかきっとまた会えるさ」
それが最後の言葉
始発のアルタ前に今日もまた陽が昇り始めた
同じ景色にしても
目前に迫る終末の夜明け
語った夢や希望なら随分前の話でさ
重いビル風に苛立ち 罪なき花を蹴り上げた
どうしてここに立ち続けるのか
あぁ耳鳴りで吐きそうになる
結局自分の為なのか
奴らを見返す為なのか
考え出したらキリが無いが
気付けば死なない言い訳を探して
立ち尽くしてる
ただ独り暗い世界にたった一隻の空白を前に
“いやこんなもんじゃねぇ…”と
僕は才能に刃を突き立てる
無邪気なあの子の横顔
背を押した仲間の言葉
全部がめちゃくちゃになって
この身ごと引きずる海で
明日を恐れ 昨日を恐れ
世界を恐れ 自分を恐れ
突き放した居場所が後悔に変わり襲いかかる
バイタルサインは不穏な旋律で
暗闇を泳ぎ続ける
その残光が描くのは夢だけ
「明日きっとまた会えるから」
そういう無責任な言葉
僕らはいつも始まりを見失ってしまうから
じゃあどうしてあの時
目前の幸せも抱きしめられなかった?
終わりを越えて数えるんだ
この手に余る残骸達を
怒り憎しみ悲しみ挫折に膝を落としたあの日
僕らは青春の夜明けを拐い
明日さえも見失った
今さら正義も理屈もない なら聖火を灯せ
暗闇を這いずる絶望
それだけでいい?
明日を恐れ 昨日を恐れ
世界を恐れ 自分を恐れ
突き放した居場所が後悔に変わり襲いかかる
バイタルサインは不穏な旋律で
暗闇を泳ぎ続ける
その残光が描くのは夢だけ
足を滑らせて僕は僕に落ちる
抜け殻の情熱 壊れた心
無色の涙 霞む世界に
油彩画みたいな暮石の群青
行旅死亡人 自殺企図
生きる事 それが死との対峙なら
暗闇を愛する絶望
その先にある確かな希望
明日を恐れ 昨日を恐れ
世界を恐れ 自分を恐れ
突き放した居場所が後悔に変わり襲いかかる
バイタルサインは不穏な旋律で
暗闇を泳ぎ続ける
自ら命を引きずるこの海で
その残光が描くのは夢だけ
- 作詞者
KUROI HAKU
- 作曲者
KUROI HAKU
- プロデューサー
studio mem & oaks
- リミキサー
KUROI HAKU
- レコーディングエンジニア
studio mem & oaks
- ミキシングエンジニア
studio mem & oaks
- マスタリングエンジニア
studio mem & oaks
- グラフィックデザイン
studio mem & oaks
- ギター
KUROI HAKU
- シンセサイザー
KUROI HAKU
- ボーカル
KUROI HAKU

KUROI HAKU の“*バイタルサイン//*2025 (Remix & 2025 Remastered)”を
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*バイタルサイン//*2025 (Remix & 2025 Remastered)
KUROI HAKU
KUROI HAKU 「*バイタルサイン//*2025」 はダイナミックなボーカル・ピアノアレンジから始まり、拡張したロックサウンドへ豊かなシンセパートをリミックスした独創的な作品となっている。2018年発表のデモシングルをリミックス・リマスターした本作は、現在KUROI HAKU自身が持つ楽曲制作への視点をより正確に表現している。
アーティスト情報
KUROI HAKU
超異端のシンガーソングライター、ボーカリスト。 KUROI HAKUの楽曲はジャンルに富んでおり、また主に現在の視点へリンクするよう制作されている。"KUROI HAKU" is a Japanese music artist, primarily in the rock genre, who also incorporates elements of synthwave, orchestral, and hip-hop music.
KUROI HAKUの他のリリース
studio mem & oaks