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―― y=亡き親友、y=病んだ人たちへ捧ぐ物語 ―― はやとP(Hayato P) 二十歳前に亡くした唯一の親友が遺した 「お前らとしか音楽はしない」 「俺らは普通には生きれない」 その言葉が、すべての原点だった。 彼の“予言”の通り、私は普通に生きることができなかった。 高等学校国語科教員として働くも、 発達障害と重度鬱によって現場を離れる。 その後は、1万人規模のメンタルヘルスコミュニティを立ち上げ、 4年間運営を続けたが、 裏切りや誹謗中傷によって心は限界を迎え、 孤独の中でコミュニティを手放した。 死を願っていた日々の最中、 胸の奥から唯一聞こえてきたのは、 亡き友の「お前らとしか音楽はしない」という声だけだった。 言葉しか持たなかった私が紡いだ詞を、 親友のバンド仲間でもあった静也gtが 数年ぶりに拾い上げてくれたことで、 13年間封印していた音楽と約束が蘇った。 運営能力と言葉の私と、 音の天才・静也gt。 二人の再会から生まれた最初の共作が、 本作「elf」である。 “y” は亡き親友のイニシャルであり、 同時に 「病んだ(y)」すべての人たち への祈りでもある。 孤独・虚無・承認の渇きの中にいる、 かつての私と同じ痛みを抱えるすべての人へ——。 彼(y)に向けて。 病んだ人たち(y)に向けて。 だからこそ私たちは for y P と名乗る。 音の天才と言葉の天才—— そう呼んでくれた親友への約束と、 今も苦しむすべての“y”へ向けて、 VOCALOIDの透明な声に祈りをのせ、 旋律と言葉で心を救うための音楽を作り続けている。
静也gt(Shizuya gt) —— 音の天才、13年越しに眠りから蘇る。 静也gtは、十代の頃から“圧倒的な耳”と“再現能力”を持つギタリスト/作曲家。 亡くなった親友 y のバンドメンバーとして音楽活動をしていたが、y の死とともに音楽を封印し、長い歳月が過ぎた。 しかし 13 年後—— 彼は、かつての仲間・はやとPが紡いだ詞を見つけ、ひと言だけ送った。 「やるぞ」 その短いメッセージが、封印されていた音楽を再び動かし、 “for y P” の再生と革命が始まった。 静也gtは、 ・鼻歌から楽曲を正確に再構築する耳 ・V系/バンドサウンドの再現力 ・ミキシング/マスタリングもこなす総合力 を武器に、はやとPの世界観を“音”として形にしていく存在。 本作「elf」は、静也gtにとって13年越しの復活の狼煙であり、 亡き親友 y への弔いであり、 今も苦しむすべての “y(病んだ人たち)” への祈りでもある。 音の天才 × 言葉の天才。 この二人の再会が “for y P” を動かし、 旋律で心を救う物語はここから始まる。
for y P