緑の目をした怪物のジャケット写真

歌詞

緑の目をした怪物

水沫に彩

あなたが笑うたび 世界はよく似合って

私は少しだけ 透明になる

祝福の言葉は ちゃんと口にできるのに

拍手の裏側で 爪を立てていた

硝子越しに見える 眩しさはやさしくて

だから余計に 目を逸らせない

嫌いになれたなら どれだけ楽だろう

綺麗なものほど 胸を裂いていく

ねえ その感情に

名前をつけたなら

きっと途端に 醜くなるから

まだ言わないままで

喉の奥で飼ってる

光を食べて育つ影を

嫉妬は綺麗な顔をして

何も悪くないふりで棲みつく

緑の目でやさしく見つめて

「これは憧れだ」と囁いた

痛い 痛い

それでも見ていたい

壊したいんじゃない

ただあなたみたいに光りたいだけ

鏡の中の顔 少しだけ大人びて

平気なふりだけ 上手くなっていく

比べたくないのに 比べてしまう夜は

静かな部屋ほど 息が苦しくなる

誰より近くで 知ってしまったから

簡単には 遠ざかれない

眩しい横顔に 沈んだ暗い色を

誰にも見せずに 飲み込んでいた

ねえ この感情は

ナイフみたいじゃない

きっと静かで もっと美しい

だから気づかぬまま

心の奥に降りて

私の声を少し変える

嫉妬は綺麗な顔をして

何も失くしてないふりで笑った

緑の目でやさしく触れて

「まだ足りない」と囁いた

痛い 痛い

それでも手放せない

嫌いなんじゃない

ただあなたみたいに選ばれたいだけ

醜いものなら

きっと拒めたのに

あまりに綺麗で

祈りにさえ見えた

憧れと嫉妬の

境界がほどけて

夜の水面に

同じ顔が揺れる

嫉妬は綺麗な顔をして

私のいちばん脆い場所にいる

緑の目は涙に似ていて

少しやさしく光っていた

痛い 痛い

それでも消したくない

この醜ささえ

いつか私の歌になるなら

あなたみたいに光れなくても

私の色で光ってみせる

硝子の夜に映る目は

まだ名前のないまま揺れていた

  • 作詞者

    水沫に彩

  • 作曲者

    水沫に彩

  • プロデューサー

    水沫に彩

  • ミキシングエンジニア

    水沫に彩

  • マスタリングエンジニア

    水沫に彩

  • シンセサイザー

    水沫に彩

  • ボーカル

    水沫に彩

  • バックグラウンドボーカル

    水沫に彩

  • その他の楽器

    水沫に彩

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