404AM (アソビ)のジャケット写真

歌詞

おすすめ欄にいる

MASAQUI

おすすめ欄にいる

私 おすすめ欄にいる

まだ投稿してない

おすすめ欄にいる

なんで おすすめ欄にいる

フォロワーだけ増えている

…あああっ

夏休みのターミナル駅前

陽炎だけ揺れている

大型ビジョンの下

みんなが立ち止まる

ピッ

ピッ

ピッ

フォローの申請が来る

ねえ

これ誰なの

スクロールするたび

私が出てくる

違う服の私がいる

違う髪型の私がいる

まだ会ったことない私がいる

おすすめ欄にいる

知らない私 おすすめ欄にいる

まだ投稿してない

なにも投稿してない

コメントだけ流れてく

名前だけ広がってく

Refresh later

Refresh later

駅前の雑踏

知らないひとたちの雑踏

蝉だけ全力

ペットボトルの結露

飲食店の熱気

検索候補の一番上

私の名前になっている

フォロー申請

大量のDM

息だけ浅くなる

知らない私の動画が伸びる

知らない私の日常が切り取られる

開いたアカウントの中に

また知らない私がいる

あああ

フフ

おすすめ欄にいる

知らない私 おすすめ欄にいる

なにも投稿してない

フォロワーだけ増えている

おすすめ欄にいる

知らない私 おすすめ欄にいる

本当の私は

通知 99プラス

通知 999プラス

通知 9999プラス

顔を上げる

大型ビジョン

私だけ映っている

フォロー中 0

フォロワー 120万

まだなにも投稿してない

みんなのカメラが私をねらう・・・

  • 作詞者

    MASAQUI

  • 作曲者

    MASAQUI

  • プロデューサー

    MASAQUI

  • プログラミング

    MASAQUI

404AM (アソビ)のジャケット写真

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404AM 第10弾アルバム アソビ。
遊んでいるだけ。
その一言ほど信用できないものはない。
アソビは、人が現実から少しだけ外れる瞬間をテーマにしたアルバムです。

遊び。
冗談。
ごっこ遊び。
実験。
暇つぶし。

そのどれもが、いつの間にか現実を書き換えていきます。

おすすめ欄に住み始めた誰か。
保存され続ける自分。
出席番号だけが正しい世界。
存在しない地下階。
ピンクのユニコーンだけが真実を知っている夜。
恋なのか研究なのか分からない関係。
そして、眠ったまま歩き続ける人たち。

このアルバムでは、世界のルールは少しだけズレています。
でも、そのズレは決して派手ではありません。
現実と遊びの境界が、一ミリだけ動いている。
その違和感だけが、静かに積み重なっていきます。

シティポップ。ローファイ。ドリームポップ。壊れたダンスミュージック。ゲームのロード画面。深夜の商業施設。学校の地下。おすすめアルゴリズム。VHSノイズ。インターネット都市伝説。

404AMは今作で、遊びを現実逃避として描きません。
むしろ、人が壊れずに生きるための機能として描きます。

笑って済ませたこと。
冗談にしたこと。
誰にも信じてもらえなかったこと。
その全部が、本当だったのかもしれない。

アソビは、現実の外側ではなく、現実のすぐ隣にある世界を記録したアルバムです。

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