

B1なんてあったかしら
昨日の夜は確かにあった
気のせいだったのかな
ドアが閉まります
ドアが閉まります
私は何をみたのだろう
アレ?
地下1階?
この駅に地下なんて?
会社の帰り
出張のカバンが重い
2階が改札の駅で
はじめてエレベーターに乗る
ハッ
1階
アレ?
1階のボタンを押した
その下にB1がある
長年すんでいる街の
毎日つかう駅の
知らない階が光ってる
B1なんてあったかしら
昨日の夜は確かにあった
気のせいだったのかな
ドアが閉まります
ドアが閉まります
私は何をみたのだろう
ピン
右側のドアが開きます
ピン
1階です
1階で降りたあと
キャリーバッグをひきながら
家までのみちのアスファルト
この下に何があるの?
B1押したらどこにいった
押さなかったから帰れたの?
B1がある
B1があった
B1はどこに通じてる?
翌朝いつもの出勤
わざわざエレベーターに乗る
B1を探すけど
ボタンは2階と1階だけ
指の先が止まってる
ないボタンをまだ探してる
ドアのすきまの黒い線が
昨日より少し深い
ドアが開きます
2階です
ドアが閉まります
いつもの駅
B1なんてあったかしら
私はまだ
あの夜の中?
- 作詞者
MASAQUI
- 作曲者
MASAQUI
- プロデューサー
MASAQUI
- プログラミング
MASAQUI

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
マズローのピラミッド
MASAQUI
- 2
腐る、澱む、濁る
MASAQUI
- 3
おすすめ欄にいる
MASAQUI
- ⚫︎
B1なんてあったかしら
MASAQUI
- 5
保存中の私
MASAQUI
- 6
出席番号だけ正しい
MASAQUI
- 7
特殊恋愛
MASAQUI
- 8
ピンクユニコーンはみてる!
MASAQUI
- 9
ゾンビの中で起きている
MASAQUI
- 10
見出しで判決、はい極刑
MASAQUI
404AM 第10弾アルバム アソビ。
遊んでいるだけ。
その一言ほど信用できないものはない。
アソビは、人が現実から少しだけ外れる瞬間をテーマにしたアルバムです。
遊び。
冗談。
ごっこ遊び。
実験。
暇つぶし。
そのどれもが、いつの間にか現実を書き換えていきます。
おすすめ欄に住み始めた誰か。
保存され続ける自分。
出席番号だけが正しい世界。
存在しない地下階。
ピンクのユニコーンだけが真実を知っている夜。
恋なのか研究なのか分からない関係。
そして、眠ったまま歩き続ける人たち。
このアルバムでは、世界のルールは少しだけズレています。
でも、そのズレは決して派手ではありません。
現実と遊びの境界が、一ミリだけ動いている。
その違和感だけが、静かに積み重なっていきます。
シティポップ。ローファイ。ドリームポップ。壊れたダンスミュージック。ゲームのロード画面。深夜の商業施設。学校の地下。おすすめアルゴリズム。VHSノイズ。インターネット都市伝説。
404AMは今作で、遊びを現実逃避として描きません。
むしろ、人が壊れずに生きるための機能として描きます。
笑って済ませたこと。
冗談にしたこと。
誰にも信じてもらえなかったこと。
その全部が、本当だったのかもしれない。
アソビは、現実の外側ではなく、現実のすぐ隣にある世界を記録したアルバムです。



