Weekend Yokohama Front Cover

Lyric

Weekend Yokohama

ToshiZo

横浜の海のにおい、微かに鉄の匂いまじる

工場の煙突は今日も曇り空に滲んでる

久々に歩いたこの場所は

普段の喧騒とは違う色づき騒めき溢れてる

週のどこかで無くした小さなな余裕の切れ端

ここに訪れれば拾えそうな気がする

休日の横浜は賑やかさを纏った風が吹く

少し薄手のセーターに緩く揺れる午後

スニーカーがアスファルトを蹴る音

「まあいいか」って笑える街

なんだか今、心躍っている

潮風と雨の粒が長い時間を刻んで

止まったプラントの壁は赤錆の抽象画

人口と自然が少しずつ混ざり合い

そのテクスチャは現代アートより雄弁だ

潮が運ぶ漣の音、高速の低い唸り

同じ場所に混ざりつつ調和を保つ

休日の横浜はそれぞれが自由に在る

人に街に工場にストーリーが刻まれてる

曇った空下でも、それぞれが明るくて

「まあいいか」って呟けば

なんだか今、救われている

いつか訪れる

破壊の時が来るその日まで

きっと更新は続いていく

破壊と創造繰り返し

歴史に刻まれていく

休日の横浜は賑やかさに満ち溢れてる

少し薄手のセーターに少し冷える夕暮れ

ジャケットを羽織り駅に向かう

「楽しかった」って笑える街

なんだか今、心踊っている

  • Lyricist

    ToshiZo

  • Composer

    ToshiZo

  • Producer

    ToshiZo

  • Programming

    ToshiZo

Weekend Yokohama Front Cover

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