歌詞

閉じた扉の前で

膝を抱えページを捲る

あの時立ち止まらず

君の声を無視していたら

きっと私今のままじゃ。

あなたに置いていかれる

ような気がして

一人で生きてみたくて

二人に降り注ぐ

雪を手で庇いながら

朧げな目的へ

重い足を運ぶ

日々増してく期待のために

見栄を張り影の努力を隠し

満たされた空で

自慢げに息を巻く

予期せず目にした実力を

どうしても認めることが出来ずに

取り憑かれ追いかけても

追いつかず筆を折った

変化もなく平坦な人生

偶然か必然なのか

君と出会うまでは

扉をすり抜けた紙が

鍵となり私を動かす

溢れる想いを

拙くともあなたへ伝える

気づくことの出来なかった

目的が確かに芽生える

抑えられない喜びが

駆け巡り走り始める

人を信じることが出来なくなり

世界から籠り彩り求めた

小さな物語が

心を動かした

目にした憧れを糧にして

残された足跡を辿った

ある日道は途絶え

理由を求めた

手を引いて願いを叶えて

あなたと出会い世界は

どうしようもなく眩しい

私があの時に

鍵を渡してなければ

君を失わず

世界は変わらないのに

一人でこの雪道を

逞しい姿で歩いて

あなたの隣にいたくて。

扉をすり抜けた紙が

鍵となりあなたを動かす

溢れる涙を拭って

君の想いを手にとる

気づくことの出来なかった

目的が青い葉から読める

君の尊い表情が

私をどこまでも導くから