Opaque me.のジャケット写真

歌詞

ビショウ

Huon

目に余る美しさに

イマは唯口を噤んだ

痺れる程の手触りが

理性に警鐘を鳴らした

心から恋しく寄り添ってたくても

熱の行方は彼方へ去っていく

私に微笑む貴方の表情が

未だ忘れられず記憶に刻まれる

愛おしさが不安に侵され

苦しみは憎悪に蝕まれ

心情が歪み渦巻き

気のないフリをしてやり過ごす

今宵も思いを伝えず

自ら機会を逃しては

沈みゆく月から

血色が滲み出る

未熟さ弱さばかりが

イマは唯目に映って

下を向けば歩み寄れない影、

情けなく言い訳を巡らす

手惑ってばかりで入力されない画面

情が冷めてしまって幕が降り始める

カメラに収めた貴方の表情が

未だに色褪せず魅力的に映る

恋しさと憎悪が犇き

偽りの人格が生まれて

見覚えない相手が映っても

表情を崩さずに過ごす

何でもない1人の存在という

残酷な現実に起こされ

消えてゆく海から

藍色が染み渡る

空いた瓶に乾いた口、

貫かれたやり口、

無知なワタクシ

開いた扉は同じ誤ち、

焚きついた先は白けたからくり?

最初で最後だろ配慮なんて野暮

愛し合った後に語んなよ

微小なはずの僅かな過去が

未だに傷を抉っていく

ジショウし汚れた衣装と表情が

新たな希望とビショウを求めている

愛おしき過去の煌めきに

今は苛立ちを覚えて

心情が歪み渦巻き

気のないフリを隠せずに過ごす

昨夜に思いを伝えず

自ら機会を逃しては

上りゆく月から

血色が滲み出る

憎しみと煩わしさから

醜い本性が現れて

見覚えない相手が映っても

表情を崩さずに過ごす

何でもない1人の存在という

残酷な現実に起こされ

湧いてゆく海から

藍色が染み渡る

固まりかけの瘡蓋を剥がしてまた血を流しては

頑なに過去拘る我楽多なこの様

  • 作詞者

    Yuto Koizumi

  • 作曲者

    Yuto Koizumi

  • プロデューサー

    Yuto Koizumi

  • 共同プロデューサー

    Sumiae

  • レコーディングエンジニア

    Yuto Koizumi

  • ミキシングエンジニア

    Yuto Koizumi

  • マスタリングエンジニア

    Yuto Koizumi

  • アシスタントエンジニア

    Sumiae

  • グラフィックデザイン

    Yuto Koizumi, Sumiae

  • ギター

    Yuto Koizumi

  • ベースギター

    Yuto Koizumi

  • ドラム

    Yuto Koizumi

  • シンセサイザー

    Yuto Koizumi

  • ボーカル

    Yuto Koizumi

  • バックグラウンドボーカル

    Sumiae

Opaque me.のジャケット写真

Huon の“ビショウ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アルバム名、不透明な私。
私が20代になる前から作り始めたアルバムは、20代という境目を迎えてどのような価値観を持ち、どのような人模様になっていったかを描いてきました。
完全に塗りつぶされていないけど、無色透明では無い心。
そんな思いをこのアルバムに落とせていたら嬉しいです。
きっとこの先も正しいか、間違っているのか、苛まれながら。時を過ごしていくと思うのですが、そんな時に私はこんな風に考えていたよという、導になって欲しいです。

アーティスト情報

"