Opaque me.のジャケット写真

歌詞

懐中時計

Huon

遥か遠い過去に

結ばれた祈りが浮かび上がって

名前や生い立ちも

覚えてないけれどどこか懐かしい

千切れる程の熱さが

体を蝕んでいく

痛みが紛れる

冷たい知らせが入る

選択を悔やみ己を傷つけ

誰彼を憎んでも手の中には

救いのないの物語の中でも

もがいて這い上がるしかないだろう

この手先に残った

微かな貴方の温もりを

決して忘れはしない

そう強く想い続けても

するり落ちて

薄れてゆく記憶は彼方へ

時が流れて

街は様を変えてゆく

生き急ぐ人々の

喧騒に飲まれていく

貴方と写っている写真さえ

幻影な気がして受け入れられない

あの日あの時の思い出は

幸せな夢を見ていた気がする

この肌で感じた

確かな貴方の愛情は

忙しない日々が奪った

脳裏に強く焼きついても

歳を重ね

衰いてゆく中で映る走馬灯

この人生で誓った

僅かな約束は

時の流れに埋もれた

呼吸は浅く

目を閉じると

貴方の声が聞こえてきて何も見えなくて

遥か遠い過去に

結ばれた祈りが浮かび上がって

名前や生い立ちも

覚えてないけれどどこか懐かしい

  • 作詞者

    Yuto Koizumi

  • 作曲者

    Yuto Koizumi

  • プロデューサー

    Yuto Koizumi

  • レコーディングエンジニア

    Yuto Koizumi

  • ミキシングエンジニア

    Yuto Koizumi

  • マスタリングエンジニア

    Yuto Koizumi

  • アシスタントエンジニア

    Yuto Koizumi, Sumiae

  • ボーカル

    Yuto Koizumi

  • バックグラウンドボーカル

    Sumiae

Opaque me.のジャケット写真

Huon の“懐中時計”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アルバム名、不透明な私。
私が20代になる前から作り始めたアルバムは、20代という境目を迎えてどのような価値観を持ち、どのような人模様になっていったかを描いてきました。
完全に塗りつぶされていないけど、無色透明では無い心。
そんな思いをこのアルバムに落とせていたら嬉しいです。
きっとこの先も正しいか、間違っているのか、苛まれながら。時を過ごしていくと思うのですが、そんな時に私はこんな風に考えていたよという、導になって欲しいです。

アーティスト情報

"