歌詞

愛しきみへ　負けた僕の　船出には来ないで

波打つ心模様　染めた髪色より

暗いのです　灯台から　場違いなサイレン

身勝手な人ねと云う　きみの微笑が浮かぶ

果ての果ての果てへと　時の海よ　誘えよ

誓いの優しい顔　忘れ去れるその場所までと

泣いたり切ったり夢見た過去よ　さようなら

なぜ息は続くのでしょう

隣にいる亡霊が　言葉を探している

泣いたり切ったり夢見た未来　さようなら

なぜ愛は終わるのでしょう

奪われるならいらなかった　墓場を探しているのです

今日は誰が　身投げをする　変わらない寒さよ

今なにを嘆いて　なにを待つのだろう

若い人も　若かった人も　同じ気持ちでしょう

降った雨の数など数えちゃいないから

時が姿を変えて　今を説いてくれるなら

誓いの綺麗な顔　忘れ去れるはずなんだけど

泣いたり切ったり夢見た過去よ　さようなら

まだ分からないのでしょう

いずれ息の吐き方までも　分からなくなればいい

泣いたり切ったり夢見た未来　さようなら

もう着いてしまうようです

今にして想えることは　逃れていられたなら

泣いたり切ったり夢見た過去よ　さようなら

なぜ愛は終わるのでしょう　嗚呼

泣いたり切ったり夢見た未来　さようなら

なぜ愛は終わるのでしょう　嗚呼