洗っても洗っても
落ちないシミは
これまでの思い出の
色が全て混ざって
真っ黒になってしまった。
繋いだ手と
笑いあった顔に
シワができて
それに気づいて
幸せだったと気づいた。
丁寧にていねいに
時間を分け合えば
じっくりとゆっくりと
思い出を分け合えば
思い出に時間をかけてしまったら
このまま跡形もなく消すには
まだ心の準備が必要だ。
まっしろに戻せない。
戻さなくていい。
にがく、苦しい思いも
今はまだこのまま
とっておきたい。
たくさんの会話と
向かい合って食べた味と
横で感じる体温と
0はどんな数字をかけても
0のままだけど
わたしはあなたをかけると
10にも100にも1にもマイナスにも
なってしまう
わたしを特別に思うなら
正しく守って欲しかった。
あなたを特別に思うから
正しく守っていたのよ。
このまま跡形もなく消すには
まだ心の準備が必要だ。
まっしろに戻せない。
戻さなくていい。
雑に扱ってしまえば
壊れてしまう
ハートは物のよう
だいじにお別れをしよう
ていねいにさよならをしよう
これから先もきっと大切なひと
- 作詞者
詩絵
- 作曲者
詩絵
- プロデューサー
詩絵
- ボーカル
詩絵
詩絵 の“特別なら、正しく守ってよ。”を
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