閉ざされた森のジャケット写真

歌詞

閉ざされた森

いながき じゅん

いつ果てるとも知れない夢の中で

ずいぶん歳を

取ってしまったみたいだ

開いたのは玉手箱かな

それとも

弾きそびれた重大な和音かな

閉ざされた森を抜ける夜は

諦めていても歩くしかない

一人ずつ 一人ずつ

姿を消した

まだ残る あの日々と

暖かな記憶

こうしてまた

長くぬかるんだ細い道の

登り下りを続けて

僕らはあのことを踏まえて

ここにいる意味を探した

いつかこともなく

上手くいく世界が来ると

信じようとした

ひと一人の肩で背負う荷は

どれくらいの重みまで

耐えるだろう

差し込んだ束の間の光

いつも通りの暗闇の続き

かき集めた古い資料の中には

いくつかの記録だけ残されていた

新しい 新しい

価値観の波

打ち寄せる砂浜で

確かめている

僕らはたぶん

果たされなかった未来や

温もりをなくして学んだ

許せなかった言葉や

思いを重ねて学んだ

どんな力を尽くしても

届かないものがあることを

後に残る

寄る辺のない心の

居場所やあり方を巡って

僕らは確かにここにいて

つないでいくことを求めている

そのことの全てを

誰も知ることがないとしても

  • 作詞

    いながき じゅん

  • 作曲

    いながき じゅん

閉ざされた森のジャケット写真

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    閉ざされた森

    いながき じゅん

暗い曲調の物語的な歌。

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