歌詞

水やったつもりが やりすぎてたみたい

土がずっと濡れてて 君は黙ってた

気づくの遅かった いつもみたいに

忙しさのせいにして 今日も後回し

根っこが黒くなってて

葉が柔らかくなってて

あの日の光が最後だったなんて

気づかないまま　部屋の隅

ごめん、枯らした

君は何も悪くなかった

僕が勝手に　癒されて

勝手に　忘れてしまった

あのとき買った鉢もまだある

君だけがいないだけ

名前も覚えてたのに

呼ぶことさえ　しなくなってた

買いすぎて見えなくなってたもの

育てるって　眺めることじゃなかった

分かってたはずなのに

わかってなかった

ごめん、枯らした

君は僕を責めなかった

何も言わずに　色を失くして

その静けさが　いちばん痛かった

次こそちゃんとする

そう言って　また買って

同じことを繰り返して

でも　君のことは忘れないよ