歌詞

水、あげすぎた昨日

今朝の土はまだ湿ってる

それを見て　ちょっと罪悪感

君は何も言わないけど

鉢を持ち上げて　重さで判断

子株が出てたら　一日中嬉しい

名前つけたこと　誰にも言ってない

照れるけど　そういうもんだよな

日々は静かに　重なっていく

葉の先が　教えてくれること

とげの奥にある　ぬくもりを

誰よりも知ってるのは　きっとわたしだけ

昼過ぎ　陽が斜めに差すと

君の影が　壁にうつって揺れる

その影すら　愛おしくて

カメラ向けたけど　撮れなかった

買ったばかりの霧吹き

スプレーの音が　癖になる

育ててるのか　育てられてるのか

正直　わからなくなる時もある

日々は静かに　重なっていく

葉の先が　教えてくれること

とげの奥にある　ぬくもりを

誰よりも知ってるのは　きっとわたしだけ

目立たないこの部屋の隅で

君は誰より強く生きてる

光も風も選べないけど

その場所で　静かに咲こうとしてる

水やりのたび　自分を見てる

土のにおいに　今日がほどける

とげの静けさ　根の深さ

それだけで　十分だって思えたの