Lyric

ヒアルロン酸まみれの

唇を上下させるアナウンサー達は

無機質に笑うんだ

腐葉土をぬか喜びさせる通り雨

パチこくならせめて

バレねえようにやれ

ここは鉄格子のない収容所

だが実は筆先が走る運動場

俺は持ち札の範囲で遊ぶ分相応

清く正しい血中濃度　急上昇

秘密主義の氷山を切り崩し

消費するてめえの性分を知り尽くし

この声は、呑気に談笑してやがる

七福神たちの喉元を射る弓

素材は味付けを待っている

図らずも目分量さ勝手にする

後片付けも途中、四半世紀分

後味決めんのはいつだって自分

Yo

急所は心臓と後もう一箇所

熟知するMPCと首領チンジャオ

酒を浴びる今日も

歩む畜生道

アメリカじゃ

ヤク中が獲るBillboard

クラブから真っ直ぐ帰宅する

金田一なら真っ先に死ぬ状況

うっせえなあ

他の誰でも無い俺のこの二十数年間

ケチ付けさせない気分転換

汚ねえ水槽で窒息寸前だ

空気を読む

ことも叶わず

思春期の夜から変わらず自由に泳ぐ

質疑応答形式に囚われない

俺は都合の良いことしか答えない

片手に収まる機密事項と

両手じゃ収まらない生きる希望

悩んでも気にしたら負けさ

日にち改め

お前以外が進む道に逆らえ

逆撫でても逆らえ

抗え

ただバカやれ

日の目を見るのに長かった準備期間

火を見るよりも

明らかにぶっちぎった

一二三

指折る有識者の数式じゃ測れない

知恵の外側に注意しな

麗しきノートルダムに

欲情した好色家達が

一線を越えちまう瞬間は唐突だ

神への冒涜か

ヤったもん勝ちのオトク感

今のうちに

俺の指紋でも取っとくか？

その内音楽にも税金がかかる

なんてね、

不自由な発言者全員黙らす

絵の具で

彩られた日常には溶けなかった

改めて伝えとくぜ俺はラッパー

よろしくどうぞ