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デュオは互いの内なる声を密に感じることができる
“これまで”の大切な音 “ここから”新たに深める音
8人の音楽家との鮮やかな時間
間とうねりのサウンドを深めるピアニスト・関谷友加里の待望の新作リリース。8人のユニークな音楽家達とのデュオ、全16曲の2枚組
ピアニスト関谷友加里、14年振りの待望のリーダー作は、近年共演を深めてきた8人の音楽家達とのデュオアルバム2枚組。Disc1 Till Now “これまで”、Disc2 From Here “ここから”とした全16曲のオリジナル曲は、シンプルなモチーフの即興的なテイクから、繊細にサウンド構成された中毒性のある曲、メロディックに包み込むバラードまで幅広く、20年間の活動を包括する作品。録音は2024年5月、大阪・堺の歴史的建造物、スピニングミルにて。天井が高く広い空間で、たっぷり空気を含んだ響きのある仕上がりとなった。オーネットコールマン研究家でもあるかみむら泰一(ss,ts)、揺るがない表現力の谷向柚美(vo)、フリーインプロの重鎮森定道広(b)、内省的なアンサンブルセンスの森下周央彌(gt)等、ジャズ・即興の現場で活躍する感度の高い8人が集結。ジャケットは画家、岩瀬ゆか描き下ろしの抽象画。
大阪府出身。 うねりと間を活かした独自の演奏スタイルと、歌心のある鮮やかなオリジナル曲を生み出す音楽家。 4歳よりピアノを弾き始め、17歳でエレキベースの兄のバンドでライブデビュー。 大阪音楽大学短期大学部でジャズを学び、在学中より演奏活動を始める。 首席で卒業後、ポールブレイに傾倒。 フリーインプロヴィゼーションと作曲に注力した活動へシフトする。 2004年、ピアノトリオでの全曲オリジナル1stミニアルバム「a sunset glow」を発表。 2008年、水谷イズル氏(映像作家)のワークショップへ自作曲を提供。 2009年、森定道広(b)率いる集団「メロンオールスターズ」でロシアツアーに参加。バイカル湖畔でのオリフォンフェスタ'09に出演。 2010年、「関谷友加里オーケストラ」を結成。 2011年、自己のグループ "関谷友加里トリオと田中ゆうこ"(通称せきちゅう)「ありふれた愛なので・・・」を全国リリース。 2013年、石川県加賀温泉郷フェス2013、せきちゅうでグランプリを受賞しメインステージへ出演。 2020年、Home Studioより 即興と風景のSolo Improvisation Project「Out of the Window」を始動。 2023年、森下周央彌(gt)とのユニット「sepia-avaruutta」を始動。 2024年、ポーランドのサックス奏者、Adam Pierończykとのデュオ初共演で好評を得る。 大塚恵(b)、大森ひろ(ds)とのピアノトリオ「Mapaternal」、有本羅人(tp.bcl)との双頭リーダーグループ「Quantum Standard Quartet 」を始動。 現在、即興(抽象)と作曲(具体)をシームレスに繋げ深めることを軸に全国で活動中。 国内外のジャンルの垣根を越えた音楽家や舞踏家、画家などの表現者と共演も多く、”感情 が揺さぶられる音楽"と各方面のファンに支持されている。 大阪音楽大学ジャズ専攻非常勤講師。 2025年春、8人の音楽家とのデュオを収録した2枚組「DUETS Till Now, From Here」をリリース。
Umishima Records