A Winter Day Front Cover

Lyric

A Winter Day

katawara

その日はやけに下回った気温に戸惑い、

朝を迎えられる気がしなかった

夜空にかろうじて残った薄く脆い寒月が

まるで僕のようだ

身体を突き刺す北風も

貴方と吹かれるなら違った

空が息苦しいビル街も

貴方と歩けるなら違った

繋いだはずだった手と手はずっと

解けないままでいられなくて

気がつけば僕ら春の想い出

この寒さを知った雲雀のような

すれ違うままの僕らから

またあの頃を結べたなら

白んだ息を跨ぐたびに記憶がささめいて

遠くで面影を浮かばせている

静かに昇る冬日はまるで貴方のように見えた

霞んだはずだった景色にそっと

眩しく光が帯びてゆく

気がつけば僕ら冬の灯火

この寒さを知ってでも踏み出した

すれ違うままの僕らでいい

またあの頃を結べたなら

新しい朝が降り注いで

こわばり冷えたこの足元に

優しく陽だまりが靡いている

そんな冬の日

  • Lyricist

    shogo

  • Composer

    setsuka

  • Mixing Engineer

    shogo

  • Mastering Engineer

    shogo

  • Guitar

    shogo

  • Vocals

    setsuka, shogo

  • Piano

    setsuka

A Winter Day Front Cover

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    A Winter Day

    katawara

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