パンケーキのジャケット写真

歌詞

パンケーキ

ぽんすけ

洗いかけのシャツが

まだベランダで揺れている

遠くで聞こえるサイレン

それでも 夕飯の匂いがした

ニュースの声割れて

隣の部屋で誰かが笑う

私は今日も その音に

耳を澄ませていた

どうして ねぇ どうして

世界は壊れてゆくのに

ガラスのコップの水だけ

何もなかったように

光るのかしら?

ただいま、と言えたなら

それだけでよかったの

当たり前のような明日が

こんなに遠いだなんて

神様 ひとつだけ

笑える夜を返してください

地下鉄の灯りが消えて

冷たい風が吹き込んだ

それでも私は傘をさして

君のいる方へ歩いた

「ねぇ、どこにも行かないで」

凍えた手を握った夜

子供のような祈りを

星に重ねたんだ

おかえり、と言えたなら

どれほど救われただろう

焦げた色の夕焼けが

まだ胸に残ってる

忘れていくことで

きっと生きていけるの

涙の海を泳いで

君の声を探していた

壊れても 無くなっても

君がいた記憶だけで

どうか どうか

朝がまた訪れますように

カーテンを揺らす風と

いつかのパンケーキの匂い

夢でもいいから

君と笑えた日々へ

もう一度 帰りたい

  • 作詞者

    ぽんすけ

  • 作曲者

    ぽんすけ

  • プロデューサー

    ぽんすけ

  • プログラミング

    ぽんすけ

パンケーキのジャケット写真

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