歌詞

昔からクリスマスソングなんて嫌いだった

知りもしない人の誕生日を祝うなんて

それさえ忘れてただ 溢れかえる街並み 人混み

昔からイルミネーションも嫌いだった

キラキラして 無駄に キラキラして

それでもあなたが 今夜そばにいてくれたらなんて

考えてる自分も嫌で

手を繋いだり 煌めく並木道歩いたり

ふらっと入ったお店で乾杯したり

ホワイトクリスマスにはなりそうもない

冷たい雨が降り頻る この街にひとりぼっち

0時を回る頃には 誰もが温もりを分け合うのだろう

どこかで幸せに笑い合う 恋人たちの歌

冷たい雨はいつしか止んで雲も消え去って

あなたを待ってる 時刻は午前1時

街の明かりが消えて 代わりに星屑の大合唱

それにハモる あなたの足音

少しずつ近くなる音 高鳴る鼓動

ホワイトクリスマスにはならなかったけど

満天の星 降り注ぐ夜 この街にあなたと2人

空が白んでくる頃には 冷え切ったこの身体も温まって

あなたの腕の中で寝息をたてるだろう

この温もりを何て呼べばいいのか

分からないけど 少しだけ 少しだけ 少しだけ

年に一度のこの日が好きになれる気がしたよ

ホワイトクリスマスには寂しかった思い出も

辛かった日々も悪夢も 魔法にかかったように

少しだけ和らいで誰もが温もりを分け合うのだろう

どこかで幸せを願い祈るあなたの為の歌

僕らのための歌