Lyric

ワルツ踊れないダンサー

ドアの閉まらないタクシー

髪を留められないバレッタ

送り先のない花束

不公平で単純で

時間は過ぎてゆく

多様性否定して可能性

夢見て社交辞令

スポットライト

照らす先は

あの頃の憧れだ

光って見えた足元は

思い出が埋まってた

空白を持て余している

今はそれが丁度いい

完璧主義はもう捨てた

初めからそういう性分だ

君のせい僕のせい

不満なんて無かった

可能性共鳴し多様性

繰り返しては更生

スポットライト

照らす先は

あの頃の憧れだ

刺さっては舞って絡まって

滲んだ君に背いた

滑稽な台詞は

髪先とともに散った

再生は笑顔が溢れて

背中押す言葉ばかり

スポットライト

照らす先に

恋焦がれ抗うよ

身勝手だって笑ってくれ

消えた横顔撫でた

踵潰してステップ踏む

朝焼け見えるベランダで

ぎゅっと閉じた目を開く

今夜は窓を開けて眠ろう