

カフカの小説片手に
眉間をしわくちゃにして歩いている
少し不機嫌な君と向かう
茶色い屋根が目印の喫茶店
髭を生やしたマスターが君に気づき話したよ
今日は良いマンデリンが入ったよ。
あら本当??って頬を緩めた、そんな
シルヴィア・カフェへようこ
追憶と安らぎがある場所
セピア色の古い書物
窓際に咲いている花は ブーゲンビリア
本を読む女子学生、うたた寝をしているサラリーマン
皆それぞれの場所で肩肘をついて未来を思う
永遠の午後
焼きたてのシナモンロール
ハーブ入りのクッキー
ボサノヴァのゆるふわなビート、そっと
香しいこのダージリン
まんまるまるのマカロン
そんな日々の束の間
人はみんなみんな小説家さ
想像すればどこへでも行けるさ
シルヴィア・カフェに来ると
そんな哲学が浮かぶから
不思議なもんさ
マスターは夢の中
西の窓から射す夕焼け 「もうそろそろ帰りましょ。」
優しく君が呟いた
うん、帰ろう。
- 作詞者
中山将
- 作曲者
中山将

中山将 の“シルヴィアカフェ”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
「子どもが笑っていられる世界」
中山将
- 2
クリスマスと宇宙図鑑
中山将
- ⚫︎
シルヴィアカフェ
中山将
- 4
ハーモニー
中山将
- 5
「コンビニ店主のブルース」
中山将
- 6
夕陽
中山将
- 7
「世捨て人の灯台」
中山将
- 8
桜は希望
中山将
- 9
天文台
中山将
- 10
冬
中山将
- 11
「事務員と海」
中山将
- 12
クジラはどこにいる
中山将
岐阜県岐阜市で、妻と子供2人と生活しながらソングライティングを続けるるシンガーソングライター中山将(なかやましょう)の
新作アルバム「独り語る」
全編、声とギターのみで構成されている。
ほとんどの楽曲はスタジオでの弾き語り一発録音となっている。
ギター弦のこすれ。息づかい。部屋に流れるアンビエント。
丁寧なマイキングで全てを音楽として記録している。
昨今
音楽のトラック数や情報は膨大だが、このアルバムの楽曲は基本3トラック。
ギター、声、スタジオの空気のみだ。
最小のトラックで音楽を作る意義を考えた。
いま、世界に存在している音や空気そして静寂。
ここにも沢山の情報が含まれている。
心の力を抜いて聴いてほしい。いろんな音が聴こえて来るはずだ。
「事務員と海」「コンビニ店主のブルース」「子供が笑っていられる世界」「世捨て人の灯台」はポエトリーリーディングスタイルの楽曲。
代表曲の「夕陽」「ハーモニー」「シルヴィアカフェ」「桜は希望」なども独り語る スタイルで収録されている。
本アルバムが初の公表となる
「クリスマスと宇宙図鑑」は息子が宇宙に熱中していること。泣きじゃくった夜に一緒に散歩に出かけた風景。などを切り取った歌。
「クジラはどこにいる」は 人間の奥に在る、大事なもの。護らねばならないもの。を クジラという象徴 に比喩した歌。
レコーディングエンジニアはジャズドラマーでありコンポーザーでもあるTritone Studioの森島裕貴氏とタッグを組んで創った。
静寂の中に、確かなエモーショナルを感じる渾身のアルバムです。
アーティスト情報
中山将
1988年岐阜県岐阜市生まれ、ピアノの講師をしていた母と、フォークソング好きの父を親に持ち、音楽と共に育つ。高校からアコースティックギターでの弾き語りと作詞作曲を本格的に始める。 大学では日本文学を学び「詩」へ精通していく。 現在は妻、息子二人と暮らしながら。じっくりと演奏活動を実施している。 1stアルバム「鈍行列車の窓から僕らはハレー彗星を見た」 、2nd「生きる風景」(広沢タダシプロデュース)、3rd「TINYRECORD」と3枚のアルバムをリリース。 柔らかな歌声、メロディメイカーとしての妙技、シニカルなアコースティックギターの音色、繊細なポエトリーリーディング。「詩」へのこだわりを持った音楽表現。 唯一無二のジャパニーズシンガーソングライター。
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