月覆いの踊り場のジャケット写真

歌詞

泥炭の口

Story Sound-notes

泥が言葉を飲む 沈むほど澄んでいく

薄い灯の皮膜が 瞼の裏で割れる

踏み入れた足跡を 水音が縫い合わせ

見えない糸だけが 私を連れ戻す

名前を言えば 口が締まり

言わなければ 胸が開く

泥炭の口よ 私を舐めて

喉から熱だけ 少し返して

息の底にある 塩の角砂糖

溶けないままで 夜を越えたい

藻の細い指が 踝をくすぐる

遠くの灯台だけ 逆さに瞬く

呼吸の合間に 古い合図が鳴る

水面の裏側で 誰かが頷く

ほどける結び目を 歯で確かめる

甘くも苦くもない 夜の味

泥炭の口よ 私を選んで

声の重さだけ ここに残して

もう一歩深く 膝まで貸すから

私の名だけは 飲み込まないで

静かに、静かに——泡になれ

  • 作詞者

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  • 作曲者

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  • プロデューサー

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  • その他の楽器

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