Lyric

いつも窓辺で静かに佇む

太陽浴びてその影伸びる

静けさに溶け込む微かな音

彼女だけの世界がここにある

乾いた砂に強く根を張り

一滴の水に感謝をこめて

サボテンの水野さん

トゲに包まれた小さな身体

サボテンの水野さん

触れることはできなくても

花咲くあなたをいつまでも

小さな鉢に大きな夢を抱き

お部屋の中で心を育み

誰にも知られぬ物語を紡ぐ

朝の光にそっと息をひそめ

ゆっくり体を上に伸ばす

流れる風に秘めた言葉

だれにも言わない夢がある

静かに時を待ち続ける

強さと優しさを兼ね備えて

サボテンの水野さん

トゲに守られた静かな時間

サボテンの水野さん

あなたとの時間で

気まぐれに咲くその花は

永遠の瞬間が宿っている

窓辺の景色を一人眺めて

静かな日々に意味を見出す

彼女は星空をそっと見上げる

未来を描いて静かに泣いてる

その涙が光になるように

小さな願いで空を満たして

サボテンの水野さん

トゲに包まれたその姿

サボテンの水野さん

陽の光を受けるたびに

あなたとの時間は

命の証

あなたとの未来は

迷いなく輝く