いい年こいて実家暮らし
でも自立するほど余裕ないし
なんて甘えてこれまで生きてきた
きっかけを探すフリをしてた
いざ家を出れば毎日が
これまでよりも忙しくなった
仕事と家事を両立してた
親の横で僕はいったい何をしてた?
ソファーで眠りに落ちたあなたの
疲れ切った横顔
家族のため 僕のために
自分を犠牲にしてくれていた
新しい暮らしに慣れてきて
初めてわかったことがある
あの家はあなたの愛で溢れていた
僕は愛されてた
ろくに学校も行かないで
暇持て余し壁に落書きして
空き缶に タバコの吸い殻
歳の数だけ増えていった壁の穴
溜まり場だった僕の部屋は
朝昼晩 いつも誰かがいた
庭じゃやかましい 原チャリの音と
笑い声がいこだましていた
眠らず帰りを待ってるあなたの
悲しそうな横顔
無軌道で不器用な僕らの
帰る場所を守ってくれていた
新しい暮らしに慣れてきて
初めてわかったことがある
あの家はあなたの愛で溢れていた
僕は愛されてた
いつの日か 僕にも守りたい
大切な家族ができたら
注いでくれた愛情
いやそれ以上にでかい愛と希望
与えていくよ だから見ていて
あの空の向こうで
新しい暮らしに慣れてきて
初めてわかったことがある
あの家はあなたの愛で溢れていた
僕は愛されてた
みんなで暮らしたあの家は
今でも心の中にある
ありがとう
感謝してもしきれないな
じゃあね みんなの家
- 作詞
バカムスコ翔, NowayZ
- 作曲
バカムスコ翔, NowayZ
バカムスコ翔 の“みんなの家”を
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みんなの家
バカムスコ翔
2018年、親父がガンで亡くなった。
余命宣告から半年も持たなかった。
そして甲斐性なしの僕のせいで、親父と母親が建ててくれた実家は無くなってしまった。
少年時代、溜まり場だった家。
朝昼夜問わず、いつも誰かがいて、庭ではバイクいじったり部屋では大騒ぎしたりケンカしたり。
でもいっぱい笑顔があった。
大人になってからも好き勝手やってきたけど、それができたのも家があったから。
そしてそこには家以上にでかい親の大きな愛情があった。
場所が無くなってもぜってー忘れねぇから。
みんなで暮らしたあの家は、今でも心の中にある。感謝してもしきれないよ。ありがとう「みんなの家」。
※あ、でもゴミは持ち帰ってね。
アーティスト情報
バカムスコ翔
ヤンキーソングライター。 目指せ一番星! exブレインコミックス 少年時代ヤンキー業界で頭(あたま)を目指すも、パシリ止まりで出世できず「せめて音楽の世界では・・」ということで歌い始める。 コミックソング、ライフソング、パーティーソングの他、 独特のヤンキー的世界観を表現した歌詞や曲が得意。 ソロ活動の他、昔ながらの先輩であるファンキー加藤のライブに コーラスサポートメンバーとしても参加中。 旧グループのブレインコミックス(通称ブッコミ)時代には、 先輩後輩関係を歌った代表曲『嗚呼、憧れのパイセン』 が テレビ朝日系列musicるTVにて「耳に残る楽曲大賞」を受賞。 その後、フジテレビ「人生のパイセンTV」の主題歌を担当すると共に、 番組の準レギュラーに大抜擢され、 Yahoo急上昇ワード1位、またアルバムがAmazonランキング1位2位になるなど、割と話題になる。 また番組内ではベッキーさん、若林さん(オードリー)と共に、 テーマソング「P・A・I・S・E・N」を制作。 番組他 お台場夢大陸などで披露するほか、 番組内企画「Zepp Tokyoへの道~東京から青森までヒッチハイクで0円旅~」のロケにて”憎めないヤンキーキャラ”、”運だけヤンキー”として活躍した。 その後ライブツアー『すんません!調子のってますツアー』を開催し、 ツアーファイナルを「ZEPP東京」にて成功させるも解散。 ソロに転身後は、ライブ活動中心ではなく インターネット配信を活用した活動に注力。 その結果DJ KOO氏のアルバム「DJKOO17MUSIC FACTORY」に参加。 参加曲「魂のメラ燃え」が同アルバムのダウンロード数1位を獲得する。 音楽活動以外にも、FM相模にて4年半、2時間生放送のラジオパーソナリティをつとめた経験もあり、そのトーク力が評価されトークライブへの参加も行っている。 自らで企画、編集、発送をしている雑誌「月刊KODERA」や、 ファンクラブ内で「バカムスコラジオ」を自作するなど 活動の幅を音楽だけにとらわれず、何事にも挑戦したい唯一無二の 「ヤンキーソングライター」として突っ走る!
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