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歌詞

十月の砂浜

大槻 剛巳

季節を 忘れた

青空に 誘われて

浜辺まで 車を飛ばす

過ぎる風は もう10月

彼方を 横切る

タンカーが 震えてる

光さえ 埃を落とし

君は 少し 淋しそうさ

肩を 抱いてみれば

静けさが 海に 沈んでく

夏の 笑顔が 今

君を 幻に 変えた

10月の 砂浜は

痩せた身体を 横たえている

小さな 海鳥

西の空 消えてゆく

太陽に 追いつくことで

熱い胸が 戻るならば

時間を 斜めに

潮風が 区切る頃

涙さえ 知ってるように

君は 少し 瞳 伏せた

髪を 梳かせながら

張り詰めた 波が 引いてゆく

夏の 笑顔が 今

君を 幻に 変えた

10月の 砂浜は

痩せた身体を 横たえている

頬を 寄せてみれば

溢れくる 想い 満ちてゆく

夏の 笑顔が 今

君を 幻に 変えた

10月の 砂浜は

痩せた身体を 横たえている

  • 作詞

    大槻 剛巳

  • 作曲

    大槻 剛巳

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季節それぞれに恋愛模様があり,場面々々で,恋する気持ちはときめいたり,震えたり,涙を流したりしてしまいますが,そんな情景を楽曲として切り取ることが出来ていれば,また,それを感じてくだされば,とっても嬉しく存じます。

アーティスト情報

  • 大槻 剛巳

    大槻 剛巳(おおつき たけみ)は、日本の医師、作詞家、作曲家、編曲家、キーボーディスト、俳優。京都府出身。新庄村国民健康保険診療所所長。川崎医科大学名誉教授。NPO映像作家支援機構理事。京都府福知山市生まれ。15歳の春から倉敷市在住。1972/1975年、NHK「あなたのメロディー出演。1974年、ヤマハポピュラーソングコンテスト全国大会出場。ボーカリストは庄野真代。1981年川崎医科大学卒業。その後、約16年間、血液内科医として診療・研究に従事。留学から帰国後、一般内科医としての診療と並行して、衛生学分野において環境保健と予防医学について実験的にアプローチする。一方、中学生の頃からオリジナル楽曲の制作にあたり、2014年以降、各種サブスクサービスを通じて楽曲がリリースされている。「凝視(みつ)めれば愛」は、自身が会長を務めた2014年日本衛生学会学術総会のサブテーマ。オリジナル楽曲(日本語ポップスです。)を基本は作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱でデジタルでリリース。「大槻剛巳」検索してお聴き下さい。

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