歌詞

苦悩の果てを

見限り　捨てて

見上げたこころ

連なる先へ

君、もはやさっさと死にたまえ

迷妄極まった他人が言う

墓前に添えるイメージの影を

落とすように

落とすように

落とすように

夜が明ける

閉塞感

鳴動の

収束

君らは君らで無くなっていく

日々の暮らしは摩耗と同義で

ほんのりと赤く実った秋の日の日差しに

我に帰った

もう若さが終わるのだと

欄干には過ぎ去りし日

空気の速さが目に留まるようで

視界が晴れた暖かな日が落暉の様を覆うやうで

石畳が続いていく

歩みを礼賛するように

桜を見ようと思ふ

墓石には衝動の声