此葉のジャケット写真

歌詞

此葉

黄金虫

何一つ耐えきれず死んでいった

何一つ救い上げれず死んでいった

何一つ残せず死にたがった

何一つ動かず死にたがった

何一つ誇れず俺は死にたかった

贖罪も冤罪も体裁も停滞も

感情も友情も愛情も

眉唾で何一つ信じられなかった

都合よく目が回る

その世界がこの全て薄れさせ忘れてく

片手間でする音楽に魅力を感じなくて片手間で済ませるバイトに何年費やしてきたんだ

好きだから鳴らす音がいつからか言い訳の様に募っていった

やめて行ったあの人を笑う事は出来るけど馬鹿にする事は出来なかった

あの日鳴らした音を聴いたこの五体が今も満足で生きてるこの焦燥に

不完全だって笑って濁した先に何があったよ

本当に何もかも捨てた先に答えがあるなんてわかる訳なかっただろ

縋り付く、当てもなく、ただ待つだけの日々が俺達に何をくれた

ライブハウスのフライヤーに一喜一憂するように

日々の情報に掻き消されそうな灯火が消えない様に

嵐の様な感情で

嵐の様な劣情で

なぁ?ダセェ奴は皆んな死んでったろ?

音楽はそこにあって

誰も救わない

音は俺が鳴らし

俺が俺で救われる

なぁ、あの日あげた拳は嘘じゃないだろ

国境も国籍も宗教も女も男も関係ないあの空間を嘘にしたいわけないだろ

あの日々の積み重ねと同じモノをアイツらも重ねてんだろ

分かり合えない訳ないだろ

俺が死んでも、俺らが死んでも

なぁ、あの日取り零したはここにあるだろ

ここにあるだろ、ここに、ここに、ここに

ここにあるだろ

なぁ、痛みのねぇ音楽になんの意味があんだって何遍言わせりゃわかんだよ

  • 作詞

    モモセズュンヤ

  • 作曲

    ムライコウタ

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