歌詞

安っぽいチラシの売り文句のように

素通りしていく言葉たち

スーツケースの中からつぎつぎと

何かを掴み出してお金に変えていく

それを片手に彼は最高の笑顔で僕に言う

ラブ＆ピースはいくらだい？

キミのロックンロールはいくらだい？

その青臭い心はいくらだい？

Love and Peace Love and Peace

Love and Peace Love and Peace

使い古された空っぽな言葉がすり減る

こういう時代に生まれた僕たちは

いったいなにを歌えばいいのだろう

華やかな色に包まれて煌びやかに

装飾された無意味な言葉たちは

言葉のくせに無意味でそれに

気付かされないまま通り過ぎる

昔の人は言いました いろいろな言葉で

平和を望み 平等を唱え

希望を抱き 自由を求め

弱者を労り 戦争を無くせと

Love and Peace Love and Peace

Love and Peace Love and Peace

使い古された空っぽな言葉がすり減る

こういう時代に生まれた僕たちは

だから心からよく知っている

綺麗に装飾された言葉と

並べ立てられたわかりやすいもの

見えているものだけが真実ならば

そんな楽なことはない

そんなにつまらない世界もない