歌詞

おきろーーーっ！！！

のはずが静かな朝

世界が止まって声が消えた

あらーむ君　何があった

明日は寝坊が許されない日

明日の準備も終わらせて

ばっちりアラームかけて寝る

「頼むぜ」ってつぶやいた

枕の上で手を合わせる

これで大丈夫　もう安心だ

夢の中へ落ちていく

そしたら勝負の朝がやってきた

でもなんか様子がおかしいぞ

窓の外は昼下がり

時計の時間がおかしいぞ

まさかお前　鳴らなかったのか

心臓がドラムのように打ち続ける

この静けさ異常　異変を告げる

おい　お前どこ行った

なんで　なんで起こさない

裏切りのあらーむ君

画面はスリープ　絶対零度の無音

鋼鉄の沈黙が僕を包む

運命のデッドラインはもう目前

いつもの爆音シャウトはどこへ消えた

ああ　無情にも時間は進む

これは無理か

どんなに焦ってもリカバリ不能

今ごろ響く　あらーむ君　今さら遅いよ

昨夜の僕を呪う

徹夜で積んだフラグ　完璧フルコンボ

枕元に鎮座するスマホ　満タンの充電

なのにその魂は静まり返ってる

そう　普段の僕はぐーたら界の覇者

鳴るまでゴロ寝のプロフェッショナル

だが今日はそれが仇となった

タイムリミットが牙をむく

裏切りのあらーむ君

画面はスリープ　絶対零度の無音

運命のデッドラインが僕を裂く

いつもの爆音シャウトはどこへ消えた

靴を履きながらドアを飛び出す

命がけのダッシュが始まる

だけど　ふと　手の中で光る画面

そこに映るリセットのマーク

まさかお前　戦ってたのか

アラームの時間に再起動してたなんて

システムの裏で命を削って

僕を起こそうとしてたんだな

裏切りのあらーむ君

本当は裏切ってなんかいなかった

ああ！僕の敵は

機械じゃなく油断だった

だけどこの胸に火が灯った

再び鳴り響け　目覚めの叫び

遅刻確定の空にシャウトを放て

明日からは二重三重の罠を仕掛けろ

誓え　二度と裏切られないと

響け　ピピピピピ　目覚めのベル

神様　今日は間に合ったよ

あらーむ君　明日も頼むぜ

Zzzzzzzzz