

あの音は まだ鳴っている
けれど少し 前より遠い気がする
いつもと同じ 朝のはずなのに
指先が 少し重く感じる
呼吸の速さが 変わっていく
気づかないふりを していたけれど
数えてみれば 確かに違う
以前と同じ 力じゃないみたい
それでも今日も 目を開けている
まだ、大丈夫だと 言い聞かせながら
鏡の中の 自分を見ても
何も変わらない 顔をしている
それでも内側で 何かが進む
止められないと 分かり始めてる
怖いという 感情より先に
身体が先に 答えを告げている
これは終わりだと まだ言えないけど
確かに何かが 失われていく
弱くなる この鼓動が
前と同じ 強さじゃないこと
数えるたびに 気づいてしまう
それでもまだ 止まってはいない
ただ少しずつ 力を失って
私の内側が 変わっていく
治そうとする 力はあるのに
追いつかないと 気づいてしまった
修復できない 場所が増えていく
それでも身体は 諦めていない
生きようとする 力と
失われていく 感覚が
同時にここに 存在してる
どちらも本当の 私自身
崩れていく 少しずつ
繋ぎとめても ほどけていく
触れていたものが 遠ざかって
身体の輪郭さえ 薄れていく
それでも鼓動は まだここにある
終わりの中でも 脈を刻んでる
止まっていく 一つ、また一つ
当たり前だったものが 消えていく
弱まる鼓動 途切れる呼吸
確かだったものが 離れていく
それでも最後まで この身体は
生きようとしていた 確かに
意識が 薄れていく中
今、私は――
- 作詞者
NEONATXL
- 作曲者
NEONATXL
- プロデューサー
NEONATXL
- ボーカル
NEONATXL

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死-DEATH-
NEONATXL
E
相反する存在を描く「ANTINOMY」シリーズ。
「死-DEATH-」が描くのは、生命の営みが少しずつ失われ、やがてすべてが止まる“終焉”。
動き続けていた身体の機能が次第に弱まり、呼吸が途切れ、意識が遠ざかり、最後には鼓動さえも止まっていく。
死を恐怖や救済として描くのではなく、生命がその活動を終えていく瞬間そのものを描いています。
Electronic Melodic MetalとMelodic Death Metalが交差する重く激しいサウンドの中で、徐々に失われていく「生命の終焉」を表現する楽曲です。
アーティスト情報
NEONATXL
NEONATXL(ネオナタル)です。 音楽経験ゼロで一から音楽を学び、ジャンルに縛られず、その時に描きたい物語や感情を音楽にしています。 そして、その物語を歌ってくれるのがRino。 ただ歌うだけじゃなく、曲によっていろんな感情や物語を演じる、NEONATXLの世界のヒロインです。 音楽制作からアートワーク、映像、世界観づくりまで、AIを含むさまざまなツールを取り入れながらセルフプロデュースしています。 2026年にNEON PULSEから活動をスタート。 一曲一曲に込めた物語や、曲同士のつながりも含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。
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