夏の終わりに 淡いキスをしたんだ
波打ち際に咲く夜の月が
張り付く黒髪 流れてく汗を
君はそっと拭いて 窓の外を見て
「海に行きたいな 」君がそう言うなら
伸びる影法師 月が顔を出す時
不安になるんだ このままでいいかな
何にも考えず 過ごせたらいいな
夏の終わりが近づいた2人に
クレヨンのように差す夕陽の影が
水平線に潜っていって消えた
2人の胸に憂いだけ残して
歩く砂浜に 残る足跡を
波がそっとさらって 忘れられていく
合わせた歩幅と 繋いだ手と手を
そっと確かめた 気づかれないように
沈黙は別に 珍しくないけど
今だけはとても 居心地悪いな
夜の帳が下り切った頃に
懐かしい鼻歌君が歌う
僕の不安を茶化すようなメロディ
君は今何考えているのだろう
夏の終わりに僕らキスをしたんだ
全てのことが素晴らしく見えた
靡くその髪透かしたこの月
全てを照らす柔らかな光
そして続けよう他愛のない話
2人を照らすありふれた光、暖かな光
- 作詞
轟龍二
- 作曲
轟龍二
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アーティスト情報
オートコード
Rock band from Kyoto.
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